しまねレッドデータブック2026
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ー昆虫類絶滅 野生絶滅絶滅危惧Ⅰ類絶滅危惧Ⅱ類準絶滅危惧情報不足10710720042013/2014絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)20042013/2014絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)20262026チョウ目タテハチョウ科Melitaea protomedia Menetries, 1858カテゴリー区分撮影者(提供者):筆谷憲一チョウ目タテハチョウ科Melitaea scotosia Butler, 1878カテゴリー区分撮影者(提供者):筆谷憲一存続を脅かした原因県内での生息地域・生息環境存続を脅かした原因絶滅(EX)環境省カテゴリー絶滅危惧ⅠA類(CR)絶滅(EX)環境省カテゴリー絶滅危惧ⅠA類(CR)島根県固有評価分布限界種(西限)男三瓶山頂、室の内など三瓶山のあちこちで成虫が見られたが、2000年には女三瓶山頂に残存するのみとなった。ここでは島根県などによる保全事業が取り組まれ、2006年には450個体の成虫発生(標識再捕による推定値)が確認され、男三瓶山頂や東の原にも一時的に個体群が復活したが、その後2006年豪雨(卵期)や2007年台風(成虫期)の影響で衰退し、2008年以降、個体群は飼育・放虫による「対策依存状態」に陥っていた。その後は発生がまったく確認されていない現状にある。 奥出雲町(旧仁多町)の呑谷峠でも採集された個体が複数現存している。阿井の農業改良普及所に勤務しておられた森山正治氏が、平田信夫氏によるヒメシロチョウ発見に触発されて、現地を訪れ発見、採集されたものである。その後この周辺は放牧が終わり、草原環境は失われた。 三瓶山では過放牧や放牧の終了など良好な草原環境の消失。本種の衰亡の基本的な要因はマクロに見ると山全体を広く使った放牧の廃止であり、ミクロに見ると屋根の吹き替えに使ったカヤが使われなくなり、カヤ場の管理が出来なくなったためである。島根県固有評価 浜田市(旧金城町)、邑南町(旧瑞穂町)の2カ所(いずれも執筆者による発見)。産廃処分場として埋め立てで湿地が破壊され、絶滅したと推測される。 湿原環境の破壊。選定理由概  要県内での生息地域・生息環境選定理由概  要●参考文献広江寅三(1931)三瓶山採集行.ユーグレナ, 2(3):17-19.星川和夫(2005)三瓶山のウスイロヒョウモンモドキ:モニタリングの結果と保全対策.島根県立三瓶自然館研究報告,(3):89.三宅誠治(2021)珠玉の標本箱 日本産蝶類標本写真およびデータベース(24)ヒョウモンモンモドキ・ウスイロヒョウモンモドキ・コヒョウモンモドキ.NRC出版.中薗洋行・宮永龍一・伊藤 宏・淀江賢一郎・星川和夫(2001)三瓶山のウスイロヒョウモンモドキ個体群の現状(速報).ホシザキグリーン財団研究報告,(5):265-269.淀江賢一郎編(2000、2001)「ウスイロヒョウモンモドキの衰亡と保護-激減する草原性チョウ類の保護をめざして-」第一集.94pp, 第二集,86pp. ホシザキグリーン財団.●参考文献白水 隆(1980)島根県那賀郡大佐山のヒョウモンモドキなど,すかしば,(9):6.淀江賢一郎(1977)島根県における湿原性蝶類3種の採集記録.すかしば,(8):13-15.淀江賢一郎・岡 義人(1980)瑞穂湿原の蝶とトンボ.すかしば,(14):13-15. 中国山地の主として放牧によって形成された草原に局所的に100カ所余り生息地があったが、1990年代から各地で急激に衰退し、多くの個体群が既に絶滅した。三瓶山は、国内分布の西限でもあったが2010年ごろには絶滅したと判断される。自然公園法指定動物。種の保存法指定種。 標高400ー800m前後のススキ・カヤを主体とする乾性草原に生息。幼虫は低標高地でカノコソウ、高標高地でオミナエシを摂食する。成虫は6月中旬から7月中旬に現れ、草原をゆるやかに飛翔する。国内で存続が確認されている本種の個体群は2025年時点で2カ所余に過ぎない。本種は東アジア(中国北部・朝鮮半島・沿海州など)にも分布する。 本種が確認されていたのは三瓶山と奥出雲町(旧仁多町)。三瓶山では中茎ススキ草原の下に生育するオミナエシをおもな食草としている。成虫期は7月上・中旬で、吸蜜植物はおもにオカトラノオ。かつては東の原、 1980年代より全国的に衰亡が著しく、日本国内からの絶滅が憂慮されている。県内でも1990年代には絶滅したものと判断される。 翅長26ー30mm。6月中旬ごろから7月上旬にかけて年1回、食草のタムラソウやキセルアザミが繁殖する湿地に発生、ゆるやかな飛び方でノアザミ、ヒメジョオンなどの花をよく訪れる。関東地方、中部地方、中国地方に局地的に生息していた。全国的に衰亡が著しく絶滅した産地も多い。広島県の大和町周辺は国内で残された唯一の生息地で「種の保存法」によって保護されている。多産地だった広島県東部での極端な個体数の減少は湿地の乾燥化、植生遷移、開発などの影響もさることながら、採集圧が大きな原因のひとつだったように思われる。(執筆者:淀江 賢一郎)(執筆者:淀江 賢一郎)ウスイロヒョウモンモドキヒョウモンモドキ絶滅(EX)絶滅(EX)

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