ーーーー昆虫類絶滅 野生絶滅絶滅危惧Ⅰ類絶滅危惧Ⅱ類準絶滅危惧情報不足13213220042013/2014情報不足(DD)20042013/2014絶滅危惧Ⅱ類(VU)20262026●参考文献林 成多(2020)ホシザキ野生生物研究所の島根県産ゴミムシ類標本について.ホシザキグリーン財団研究報告特別号, (26): 45-50.●参考文献林 成多(2013)島根県の海岸性甲虫.ホシザキグリーン財団研究報告特別号, (9): 1-98.島田 孝(2006)隠岐島後の重栖川河口の地表性甲虫(1)ハマベゴミムシ.ホシザキグリーン財団研究報告,(9): 126.コウチュウ目オサムシ科Omophron aequale Morawitz, 1863カテゴリー区分撮影者(提供者):森山正治コウチュウ目オサムシ科Pogonus japonicus Putzeys, 1875カテゴリー区分撮影者(提供者):島田孝県内での生息地域・生息環境存続を脅かす原因県内での生息地域・生息環境存続を脅かす原因絶滅危惧Ⅱ類(VU)環境省カテゴリー−絶滅危惧Ⅱ類(VU)環境省カテゴリー準絶滅危惧(NT)選定理由概 要選定理由概 要 砂地に生息する地表性甲虫で、全国的に減少している。県内では1995年の記録があるが、現在では生息地がほとんど消失している可能性がある。 体長5.5−6.5mm。ハンミョウ科やオサムシ科に近縁な独立した科として扱われれる場合と、オサムシ科の亜科として扱われる場合がある。体は円形で肢が長い。海岸や砂丘、内陸の砂地(自然堤防など)に生息する。成虫は灯火に飛来する。国内では北海道、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、沿海州、中国に分布する。 塩性湿地に生息する種であり、本種の生息できる環境が県内ではきわめて限定されている。日本海側での分布という点においても注目される。全国的な希少種でもある。 体長6.5mm前後。背面はつやのある黒色だが、上翅の側方から翅端付近は茶褐色をしている。上翅の条溝は明瞭である。塩田跡や海岸の埋め立て地などに形成した潮性湿地に生息する。夜行性で灯火に飛来する。同属のドウイロハマベゴミムシは同じような環境に生息する種であるが、県内では確認されていない。日本固有種で本州、四国に分布する。中国地方では岡山県と山口県で記録され、それぞれの県のレッドデータブックに掲載されている。(執筆者:林 成多)(執筆者:林 成多)島根県固有評価 1964年に雲南市大東町、1995年に高津川で記録されている。近年の記録はまったくない。 砂地環境の消失。島根県固有評価 隠岐諸島の干拓地の牧場に生息している。同じ場所で塩性湿地に生息するオオツノハネカクシが確認されている。島根県内で同様な環境はほとんどなく、生息地が限定されている。本土側でも中海の埋め立て地や沿岸部の河口周辺などで、灯火による調査を行えば、生息を確認できる可能性はある。 塩性湿地の開発、生息地の塩分条件の変化。現状としては生息地の湿地は放牧地として管理され、状況は安定している。希少種が生息する塩性湿地としての価値が認められれば、本種の保全に繋がることが期待される。カワラゴミムシハマベゴミムシ絶滅危惧Ⅱ類(VU)絶滅危惧Ⅱ類(VU)
元のページ ../index.html#142