しまねレッドデータブック2026
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ーーー昆虫類絶滅 野生絶滅絶滅危惧Ⅰ類絶滅危惧Ⅱ類準絶滅危惧情報不足14314320042013/2014絶滅危惧Ⅱ類(VU)絶滅危惧Ⅱ類(VU)20042013/2014情報不足(DD)準絶滅危惧(NT)20262026●参考文献広江寅三(1936)[島根県]能義郡赤屋村産鱗翅類.ユーグレナ, 4(5): 43-47.柳楽泰久(1936)分布三件.昆虫界, 4(23):69.淀江賢一郎(1979)松江市近郊のギフチョウ調査記録(1)(2)(3)(4).すかしば,(11):27.(12):29-30.(14):19-20.(16):27-28.渡辺一雄(1998)ギフチョウの飛翔行動と分布論−地形依存的集合・散開運動による散逸の防止と生殖.ホシザキグリーン財団研究報告,(2):165-223.渡辺一雄・淀江賢一郎・難波通孝・山中捷二・後藤和夫(2000)中国地方におけるギフチョウー分布図および分布論.ホシザキグリーン財団研究報告,(4):225-237.●参考文献淀江賢一郎・坂田国嗣・藤原泰樹・山本正志(2006)島根県の蝶類−島根県には何種類の蝶類がいるのか?「新島根の生物」:219-245.日本生物教育会島根大会実行委員会.有田 斉・多賀敏正(2025)オナガアゲハ解説.「日本列島弧の蝶2」:158-164. 昆虫文献六本脚.チョウ目アゲハチョウ科Luehdorfia japonica Leech, 1889カテゴリー区分撮影者(提供者):筆谷憲一チョウ目アゲハチョウ科Papilio macilentus Janson, 1877カテゴリー区分撮影者(提供者):筆谷憲一存続を脅かす原因県内での生息地域・生息環境存続を脅かす原因絶滅危惧Ⅱ類(VU)環境省カテゴリー絶滅危惧Ⅱ類(VU)絶滅危惧Ⅱ類(VU)環境省カテゴリー選定理由概  要県内での生息地域・生息環境選定理由概  要 県内広く分布しているが、開発や環境の変化で個体数や生息地自体も減少傾向にある。 翅長29−32mm。日本特産種。年1回3〜4月に発生する。成虫には顕著な陽光性があり、早朝から日中にかけて樹影のある山頂部や尾根筋、伐採斜面などに集まって活動する。この集合と分散によって地域全体の個体群が維持されるという側面がある。卵はカンアオイ類の新芽裏面に10個程度にかためて産みつけられる。ミヤコアオイは浅い谷筋や薄暗い林中に多いが、産卵は林縁部のものに集中する。春は明るく、夏は薄暗くなるような季節的推移のはっきりした林床が生息域となる。 本種の生息にもっとも適した環境は、雑木の疎林と藪や小川が混交する起伏に富んだ地形に適度に開けた空間、入り組んだ山裾の里山である。 産地・個体数ともに減少している。 翅長49−70mm。黒いアゲハの中では、翅の幅が狭く尾状突起が長い特徴があり識別しやすい。5月、8月の2回発生。低山地から山地の落葉樹の多い谷筋の開けた場所によく現われ、ゆるやかに飛翔し、アザミなどの花で吸蜜したり地上で吸水したりする。もともとアゲハの中では個体数の少ない種である。(執筆者:淀江 賢一郎)(執筆者:淀江 賢一郎)島根県固有評価そのほかにも食草カンアオイ類さえ生育していればブナ、カシ、スギ、マツ、タケなどさまざまな林縁環境で局所的にみられる。食草はミヤコアオイ(松江市・安来市(旧伯太町)・出雲市、江の川沿いなど)、サンヨウアオイ(浜田市(旧三隅町))、タイリンアオイ(津和野町(旧津和野、旧柿木村))。それぞれの個体群が異なった分布成立要因をもつメタ個体群と考えられる。いずれの地域においても土地開発などにより産地が狭められつつある。生息地の全体像は把握できておらず、新産地の発見とその生息環境の実態を詳しく知ることが急務である。本種の記録がなくても、カンアオイ類の生育する土地の大規模な造成や伐採にあたっては、生息の可能性が高いので事前の現地調査が必要である。飯南町(旧赤来町)女亀山で県条例により、松江市星上山・大田市大江高山では市条例によって採集が禁止されている。 大規模な土地開発、雑木林の手入れ不足による荒廃。島根県固有評価 県東部の県境付近の低山地でもよく発生していたが、山が伐採され環境が一変し姿を消したところもある。本種の食草は一般にはコクサギとされるが、県内で確認されている食樹はシキミ、カラスザンショウ。松江市八重垣神社周辺は普通に見られていたが、ここ15年ほどは確認できていない。隠岐(島後)では、1980年代から記録がない。 落葉広葉樹林の手入れ不足による荒廃と思われる。ギフチョウオナガアゲハ絶滅危惧Ⅱ類(VU)絶滅危惧Ⅱ類(VU)

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