ーーーー昆虫類絶滅 野生絶滅絶滅危惧Ⅰ類絶滅危惧Ⅱ類準絶滅危惧情報不足17817820042013/2014準絶滅危惧(NT)準絶滅危惧(NT)20042013/2014準絶滅危惧(NT)準絶滅危惧(NT)20262026●参考文献近木英哉(1985)島根県におけるルリクワガタ属について.すかしば,24:8.松原 至(2001)中国地方産ルリクワガタ属分布資料(1).鰓角通信,3:25-28.松原 至(2002)中国地方産ルリクワガタ属分布資料(2).鰓角通信,4:15-17.山本正志(2006)島根県中部地域(江の川流域)におけるキンキコルリクワガタの採集・観察記録.すかしば,54:52-53.横川忠司(2020)ブナ帯を完全に欠く山地でのルリクワガタ属の分布 〜隠岐諸島・西ノ島でのニシコルリクワガタの追加記録とその分布の意義〜 月刊むし 592:10-13.●参考文献林 成多・片岡大輔・宇木浩太・森 孝之(2024)大万木山における甲虫調査(2021・2122).ホシザキグリーン財団研究報告,27:55-86.児玉 洋(1984)匹見産昆虫目録2.匹見町の鞘翅目.すかしば,22:11-19.高橋寿郎・淀江賢一郎(1996)島根県昆虫文献目録5.島根県のコガネムシに関する文献目録.すかしば,43/44:27-41.コウチュウ目クワガタムシ科Platycerus acuticollis akitai Fujita, 1987カテゴリー区分撮影者(提供者):板持孝祐コウチュウ目クワガタムシ科Nipponodorcus montivagus (Lewis,1883)カテゴリー区分撮影者(提供者):中村唯史県内での生息地域・生息環境存続を脅かす原因県内での生息地域・生息環境存続を脅かす原因準絶滅危惧(NT)環境省カテゴリー準絶滅危惧(NT)環境省カテゴリー選定理由概 要選定理由概 要 主としてブナ帯に生息し、生息地は限定される。 体長8ー11mm。オスは青みの強い藍色、メスは銅色が中心であるが、緑や紫色の強い個体などの色彩変化がある。成虫は4ー6月に出現する。成虫は早春にカエデ類、ミズナラ等の展葉前の新芽に傷をつけて吸汁する。産卵は主に林床に落ちた湿度の高い細めの枝に行われる。幼虫は材を摂食して成長し、翌年秋に材内で羽化して成虫で越冬の後、野外へ脱出する。近畿地方北部〜九州に分布。 自然環境の良く保全された森林で記録されている。西日本では個体数は少なく、島根県での生息確認も少ない。 体長オス31ー47mm、メス27ー32mm。体は光沢のない黒色。成虫は5〜10月に見られる。県外の多産地ではヤナギに噛み傷を付け滲出する樹液を吸汁する行動が知られるが、島根県での採集例のほとんどは地面を歩行中のものである。灯火に飛来した個体も採集されている。成虫越冬する。幼虫はブナ等広葉樹の立枯れ、倒木の材中で生育する。生息地域は、本州、四国に分布。(執筆者:福井 修二)島根県固有評価 中国山地および三瓶山のブナ林で林床の落枝の割材や、ミズナラ等の新芽に飛来した成虫が確認されている。また、隠岐島前・道後では高標高地の広葉樹の枯れ枝から発生が確認されている。 生息域であるブナ林等の開発による消失や乾燥など生息環境の悪化。生息地域が狭い隠岐地域は発生源となっている材の採集など、過度の採集圧による絶滅が危惧される。島根県固有評価 三瓶山や、県西部の山地で少数の記録があったが、近年、県東部地域の生息が確認された。自然度の高いブナ林には広範囲で生息している可能性がある。 冷温帯の大径木を有する成熟した森林維持が必要と考えられる。このような森林の大規模開発による消失や、寸断化による生息環境の悪化。(執筆者:福井 修二)ニシコルリクワガタヒメオオクワガタ準絶滅危惧(NT)準絶滅危惧(NT)
元のページ ../index.html#188