しまねレッドデータブック2026
191/740

ーーー昆虫類絶滅 野生絶滅絶滅危惧Ⅰ類絶滅危惧Ⅱ類準絶滅危惧情報不足18118120042013/2014準絶滅危惧(NT)準絶滅危惧(NT)20042013/2014準絶滅危惧(NT)準絶滅危惧(NT)20262026●参考文献近木英哉(1977)浅利黒松海岸の昆虫.「島根県自然環境保全地域候補地学術調査報告書第4集」:②17-34.野津 裕(1978)島根県の甲虫.すかしば,(9):9-12.鈴木謙治(2006)ニセマグソコガネの採集記録.すかしば, (54): 32.高橋寿郎・淀江賢一郎(1996)島根県のコガネムシに関する文献目録.すかしば,(43/44):27-41.上野俊一・黒沢良彦・佐藤正孝(1989)「原色日本甲虫図鑑(Ⅱ)」.514pp.保育社.●参考文献近木英哉(1981)「山陰の虫たち」.205pp,近木英哉教授定年退官記念事業会.加藤重和・椋木博昭(2003)安蔵寺山の甲虫.すかしば,51:1-8.児玉 洋(1984)匹見産昆虫目録2.匹見町の鞘翅目.すかしば,22:11-19.高橋寿郎・淀江賢一郎(1996)島根県昆虫文献目録5.島根県のコガネムシに関する文献目録.すかしば,43/44:27-41.山田 学(2003)匹見町におけるオオチャイロハナムグリの採集記録.すかしば,51:16.コウチュウ目コガネムシ科Aegialia (Aegialia) nitida Waterhouse, 1875カテゴリー区分撮影者(提供者):鈴木謙治コウチュウ目 コガネムシ科Osmoderma opicum Lewis, 1887カテゴリー区分撮影者(提供者):皆木宏明準絶滅危惧(NT)環境省カテゴリー準絶滅危惧(NT)環境省カテゴリー準絶滅危惧(NT)選定理由概  要選定理由概  要 生息地が局限されており、また、生息密度も少なく希少であるため。 体長3.5−4.5mm。黒色で光沢があり、頭胸前縁、上翅会合部、脚は赤褐色。背面は強く隆起する。眼は上面に出ない。上翅には細い条溝がある。体の腹面には、黄色の長毛を生ずる。成虫は、ほぼ通年見られる。本種は、きれいな砂浜のイネ科植物などの根際に生息している。日本固有種で、北海道、本州、九州に分布する。 高標高地に形成された成熟した森林の老大木等に依存する生活様式を持つ。採集記録は少なく、発達した森林の指標昆虫でもある。 体長22ー32mm。体は全体に黒褐色で銅色ないしは紫銅色の光沢を帯びる。成虫はジャコウのような独特の芳香を放つ。成虫は7〜8月に出現する。高標高の自然環境の良好な森林に生息し、ブナ、ミズナラ等の立枯れ木、樹洞を形成するような老大木に見られる。産卵はこれらの材の腐朽部に行われ、幼虫は腐朽部および樹洞内部の材が堆積した腐植土を摂食して育ち、繭を作り蛹化することが知られている。本州、四国、九州に分布。県内での生息地域・生息環境 県東部から西部の海浜植生の残された砂浜。存続を脅かす原因県内での生息地域・生息環境存続を脅かす原因(執筆者:鈴木 謙治)島根県固有評価 海浜の護岸工事、砂浜への車の乗り入れによる海浜植生の減少、松食い虫防除のための空中薬剤散布。島根県固有評価 県中部〜西部の高齢大径木の残存するブナ帯森林で採集されている。倒木の腐朽部からも採取されている。県西部の中国山地は他地域に比較して採集例が多い。 樹洞を形成する高齢の成熟した森林の伐採等、生息環境の悪化・消失。(執筆者:福井 修二)ニセマグソコガネオオチャイロハナムグリ準絶滅危惧(NT)準絶滅危惧(NT)

元のページ  ../index.html#191

このブックを見る