しまねレッドデータブック2026
199/740

ーーーーー昆虫類絶滅 野生絶滅絶滅危惧Ⅰ類絶滅危惧Ⅱ類準絶滅危惧情報不足18918920042013/2014準絶滅危惧(NT)準絶滅危惧(NT)20042013/201420262026●参考文献前田泰生(2006)島根県産のメバエ類採集記録. すかしば, (54): 1-6.前田泰生(2012)島根県産メバエ類の採集記録補遺. すかしば, (59): 1-2.宮永龍一・清水加那。平田守鵬(2020)隠岐諸島におけるメバエ類の採集記録. ホシザキグリーン財団研究報告, (23): 218.●参考文献林 成多(2015)ヤホシホソマダラを斐伊川河川敷で撮影.すかしば,(62):22. 広渡俊哉・那須義次・坂巻祥孝(編)(2013)日本産蛾類標準図鑑3.学研教育出版.東京.三島秀夫(2020)島根県で採集されたガ数種について.島根県立三瓶自然館研究報告,(18):83-87.ハチ目メバエ科Conops opimus Coquillett, 1898カテゴリー区分撮影者(提供者):前田泰生チョウ目マダラガ科Balataea octomaculata (Bremer, 1861)  カテゴリー区分撮影者(提供者):三島秀夫県内での生息地域・生息環境存続を脅かす原因 海浜固有の生態系の破壊。県内での生息地域・生息環境存続を脅かす原因準絶滅危惧(NT)環境省カテゴリー準絶滅危惧(NT)環境省カテゴリー準絶滅危惧(NT)選定理由概  要選定理由概  要 国内では、採集個体数がきわめて少ない寄生性種である。 体長はメスが12−18mm、オスが12−17mm。メバエ類のなかでは大型種である。個体の大小差は、寄主サイズに由来すると考えられる。全体が茶褐色を呈する。両複眼の内縁部には、それぞれ1個の黒点がある。最近の大社砂丘における調査によると、オオズグロメバエよりも早く出現し、活動期間は5月中旬から7月上旬である。寄主は、ヒメハナラナガツチバチと推定される。寄主がよく訪花するハマヒルガオの花の周辺で待ち伏せが見られる。国内では本州・九州に、国外では中国・韓国にも分布している。 生息地および生息環境が限定され、個体数も少ない。 開張16ー21mm内外。ハチに似た蛾である。触角はオスが両櫛歯状、メスが糸状。前翅は暗褐色で8個の黄色い紋がある。後翅は半透明。成虫は年に2回、6月および8月に出現するといわれる。国内では、北海道、本州、四国、九州、対馬、国外では、朝鮮半島南部、中国、ロシア南東部に分布する。生息地は明るい草原で、また、湿地を好むという話もあるが、県内ではその傾向は確認されていない。成虫は日中に花を訪れるなどの活動をする。幼虫の寄主植物はササ、タケなど。(執筆者:前田 泰生)(執筆者:三島 秀夫)島根県固有評価 松江市と大社砂丘(出雲市)のほか、隠岐島前(西ノ島)で採集されている。島根県固有評価 出雲市と雲南市の斐伊川河川敷、県中部、三瓶山の草原に記録がある。ただ、道路わきのちょっとした草地でも見つかることがあるので、生息地はもう少し多いと思われる。 明るい草原、草地の減少、消滅。ムネグロメバエヤホシホソマダラ準絶滅危惧(NT)準絶滅危惧(NT)

元のページ  ../index.html#199

このブックを見る