ーーーー昆虫類絶滅 野生絶滅絶滅危惧Ⅰ類絶滅危惧Ⅱ類準絶滅危惧情報不足19519520042013/2014準絶滅危惧(NT)準絶滅危惧(NT)20042013/2014情報不足(DD)20262026●参考文献岸田泰則(編)(2011)日本産蛾類標準図鑑2.学研教育出版.東京.野津幸夫・耕平・雅陽・朔太郎(2024)松江市本庄町近辺で採集した興味ある昆虫〜古い標本箱からのノスタルジア〜.すかしば,(71):80-104.●参考文献岸田泰則(編)(2011)日本産蛾類標準図鑑Ⅱ.学研教育出版.東京.三島秀夫・大浜祥治(2009)隠岐諸島の蛾類(Ⅰ).すかしば,57:44-104.チョウ目ヤガ科 Acronicta digna (Butler, 1881)カテゴリー区分撮影者(提供者):三島秀夫チョウ目ヤガ科Oncocnemis campicola Lederer, 1853カテゴリー区分撮影者(提供者):大浜祥治県内での生息地域・生息環境存続を脅かす原因県内での生息地域・生息環境存続を脅かす原因準絶滅危惧(NT)環境省カテゴリー準絶滅危惧(NT)準絶滅危惧(NT)環境省カテゴリー選定理由概 要選定理由概 要 県内での生息地が極めて局地的である。 開張43ー47mm。前翅に特異な斑紋を持つ。体、翅の大きさにはかなりの個体差がある。成虫は4〜5月と7〜8月に出現する。春に出るものは翅の斑紋は鮮明だが、色は全体に白っぽく、後翅は白に近くなる。夏に出るものは強く黒みを帯びる。幼虫の寄主植物としては、カキツバタ、イタドリが報告されている。Viminia属はケンモンヤガ類としては珍しく、寄主植物が非樹木性で灌木や草本につくという。国内では北海道、本州、四国、九州、対馬に、国外では台湾、朝鮮半島、中国、ロシア南東部に分布する。 県内の採集記録は、2008年の隠岐(島前)における1カ所2例のみで、その後報告はない。全国的にも分布は局所的。 開張31−34mm。前翅は暗い紫灰色、後翅は茶褐色で基部は淡色。和名の由来は、首部の白色毛と前脛節末端にある爪による。全国の既知産地はいずれも石灰岩地や断崖等露岩地であり、県内では隠岐諸島の海岸崖部のほか、本土部の立久恵峡、断魚渓などで生息の可能性が高い。食樹はバラ科シモツケ属とされ、食草を同じくするホシミスジの記録地を狙った調査が有効と思われる。(執筆者:三島 秀夫)(執筆者:大浜 祥治)島根県固有評価 生息地は三瓶のみと思われていたが、最近、松江市でも記録されていたことが分かった。今、全国で失われる傾向にある湿地環境に生息するとされ、三瓶では池のカキツバタなどとの関係が考えられる。 湿地環境およびそれに付随する植生の消失。島根県固有評価 西ノ島町の摩天崖で10月に2例記録されている。隠岐諸島のホシミスジはミツバイワガサを食草としており、本種も同様と推測される。 断崖等露岩地の荒廃、生息地への農薬散布等。クビグロケンモンクビジロツメヨトウ準絶滅危惧(NT)準絶滅危惧(NT)
元のページ ../index.html#205