ーー昆虫類絶滅 野生絶滅絶滅危惧Ⅰ類絶滅危惧Ⅱ類準絶滅危惧情報不足20020020042013/2014絶滅危惧Ⅱ類(VU)準絶滅危惧(NT)20042013/2014絶滅危惧Ⅱ類(VU)準絶滅危惧(NT)20262026●参考文献門脇久志(1976)隠岐島の昆虫2.隠岐島の蝶類.すかしば,(6):3-23.淀江賢一郎(1976)隠岐島産キリシマミドリシジミの生活史.すかしば,(6):24-27.淀江賢一郎(1981)島根県からキリシマミドリシジミを発見する.すかしば,(15):16.●参考文献筆谷憲一(2018)ゼフィルスたちとの出会いを求めて.すかしば, (65): 12-16.門脇久志(1976)隠岐島の昆虫2.隠岐島の蝶類.すかしば,(6):3-23.森山正治(1957)島根県内にウラジロミドリシジミの新産地.新昆虫, 10(11): 47-48.岡 義人(1969)出雲市産蝶類目録II.自刊.8pp.山本正志(2006)島根県中部地域(江の川流域)におけるゼフィルスの採集報告.すかしば,(54):41-43.チョウ目シジミチョウ科Thermozephyrus ataxus(Westwood, 1851)カテゴリー区分撮影者(提供者):筆谷憲一チョウ目シジミチョウ科Favonius saphirinus(Staudinger, 1887)カテゴリー区分撮影者(提供者):筆谷憲一県内での生息地域・生息環境存続を脅かす原因県内での生息地域・生息環境存続を脅かす原因準絶滅危惧(NT)環境省カテゴリー準絶滅危惧(NT)環境省カテゴリー選定理由概 要選定理由概 要 生息地も限定され個体数も少ない。 翅長20−21mm。山地帯でアカガシが多く見られる照葉樹林に7月下旬から8月に発生する。メスの翅裏地色は茶褐色、樹林内の葉上で静止していることが多く、活発に活動することないが、気温が高いときには、地上で吸水もする。オスの翅裏地色は銀白色、表には綺麗に輝く金緑色があり、午前11時ごろより3時過ぎまで、渓谷の斜面や樹林内でもテリトリーを張り活発に活動、交尾もこの時間帯に行われる。 産地も限られ個体数も少ない。 翅長17−19mm。ゼフィルスの中でもファボニウスと言われる、オスの翅表が青緑色に輝く一群の仲間で、裏面が銀白色しているのでこの名がある。年1回6月にナラガシワ林に発生する。同じ食樹であるヒロオビミドリシジミと混生するところも多いが、県東部低山地の小規模なナラガシワ林では本種のみ発生している。(執筆者:淀江 賢一郎)(執筆者:淀江 賢一郎)島根県固有評価隔離分布種 隠岐諸島では1975年に発見され、1981年に淀江賢一郎氏が津和野町で発見した。さらには未公表ながら吉賀町(旧柿木村)でも発見されている。隠岐(島後)では、ルーミスシジミと混生しているが、大規模伐採や杉の植林で大きなアカガシ林が減少傾向にあり、さらに1990年代の大型林道造成工事が拍車をかけ憂慮すべき状態になっている。 林道建設、植林などによるアカガシ林の伐採。島根県固有評価隔離分布種 東部、西部にナラガシワ林が点在するが、開発改修、道路拡張、椎茸のホダ木にと伐採されることが多く、また、林周辺に存在する所では、放置されて他の樹木に覆い隠されそうになるほど、樹種変換がゆっくりと進行し、本種の存在が数年後には危ぶまれるほど不安定な環境下にある。また、隠岐(島後)では、海岸近くにある小規模なカシワ林に生息が確認されており、きわめて特異な個体群で特別な保全対策が必要である。 カシワやナラガシワを含む雑木林の伐採。キリシマミドリシジミウラジロミドリシジミ準絶滅危惧(NT)準絶滅危惧(NT)
元のページ ../index.html#210