哺乳類哺乳類掲載種一覧絶滅(EX)種類によっては今後増加する可能性のあるものも含まれている。 洞穴性のコウモリ類(翼手目)の場合、多くの種は現時点では激減する恐れは少ないが、特定の洞穴に集団で休息や冬眠・繁殖を行うという性質を有することから、このような洞穴環境が消失したり悪化すれば、そこを利用している数百、数千頭(ユビナガコウモリの繁殖群の場合は数万頭)というコウモリ類がいっぺんに失われてしまうことになる。また、翼手目や食虫目は大量の昆虫を食べるので、生物濃縮による農薬の被害も考えられる。特に翼手目の場合、食虫目などと比べると寿命が非常に長く(20年近く生きるものがある)、それだけ殺虫剤などの農薬が体内に濃縮蓄積される率が高くなることも考えられる。 ホンシュウジカは、江戸時代末期頃には県下全域に広く分布していたが、明治時代以降、恐らく乱獲によって次第に減少し、昭和時代の中頃にはほとんど島根半島だけに取り残された状態になってしまった。一時期、生息数が極端に減少し絶滅が心配され□ニホンオオカミ□ニホンカモシカ準絶滅危惧(NT)◇ニホンリス□モモジロコウモリ□コテングコウモリ□ニホンアシカ□コキクガシラコウモリ□ユビナガコウモリ↓ツキノワグマ◆ヤマネ◆コモグラ(西日本産小型アズマモグラ) ○ヒメヒナコウモリ□ホンドノレンコウモリ□ニホンカワウソ□キクガシラコウモリ□テングコウモリ□ニホンイタチ◆カワネズミ情報不足(DD)◆ニホンモモンガ◆ミズラモグラ○ヒナコウモリた時期がある。このような歴史を持ち、他の個体群から遠く離れた孤立個体群であるために、本県では準絶滅危惧種にランク付けされていたが、捕獲制限が功を奏し、かなりの数に増加している。また、現在では、島根半島以外の場所での目撃例が増え、捕獲例もある。そのため、この度、ランク外とした。 本概説の目名、科名、学名は、基本的に、川田ほか(2021)によった。参考文献:川田伸一郎・岩佐真宏・福井 大・新宅勇太・天野雅男・下稲葉さやか・樽 創・姉崎智子・鈴木 聡・押田龍夫・横畑泰志. 2021. 世界哺乳類標準和名リスト2021年度版.URL:https://www.mammalogy.jp/list/index.html【記号説明】□:カテゴリー区分変更なしの種(12種)↑:上位のカテゴリー区分への変更種(0種)↓:下位のカテゴリー区分への変更種(1種)○:新規掲載種(2種)◇:情報不足からの変更種(1種)◆:情報不足への変更種(5種)【掲載順の準拠文献等】 世界哺乳類標準和名目録(日本哺乳類学会)1414(大畑純二)計21種計4種計9種計8種
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