しまねレッドデータブック2026
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ーークモガタ類絶滅 野生絶滅絶滅危惧Ⅰ類絶滅危惧Ⅱ類準絶滅危惧情報不足25825820042013/2014絶滅危惧Ⅱ類(VU)20042013/2014準絶滅危惧(NT)準絶滅危惧(NT)20262026クモ目コモリグモ科Lycosa ishikariana (S. Saito, 1934)カテゴリー区分撮影者(提供者):鶴崎展巨クモ目ジグモ科Calommata signata Karsch, 1879カテゴリー区分撮影者(提供者):鶴崎展巨県内での生息地域・生息環境存続を脅かす原因特記事項県内での生息地域・生息環境存続を脅かす原因絶滅危惧Ⅱ類(VU)環境省カテゴリー絶滅危惧Ⅱ類(VU)準絶滅危惧(NT)環境省カテゴリー準絶滅危惧(NT)島根県固有評価分布限界種(南西限) 出雲市、江津市、大田市、浜田市、益田市(戸田小浜海岸が分布西限)(Suzuki et al. 2006)。隠岐諸島では確認されていない(おそらくいない)。島根半島の砂浜海岸でも未確認。 工事や侵食による砂浜の消失や海水浴等による砂浜の過度な利用による踏圧、オフロード車の砂浜への進入が最大の脅威と考えられる。本種の良好な生息地であった江津市浅利海岸には現在数基の風車が建設されており影響が懸念される。 日本各地の集団のミトコンドリアCOI遺伝子による系統解析では鳥取砂丘から島根県西部までの集団は他と異なる一群を形成し、かつ、遺伝的多様度が高く、祖先的な性質を残していると考えられている(Tanikawa et al. 2017, 谷川 2021)。本種の生息には広面積の砂浜が必要である(山陰地方の海岸での解析では幅60m以上、全長990m以上:Suzuki et al. 2006).島根県固有評価 出雲市、津和野町、隠岐の島町。 生息地の地表が高茎の雑草で覆われないように、芝生が維持管理されることが大切と考えられる。選定理由概  要選定理由概  要●参考文献Suzuki, S., Tsurusaki, N. and Kodama, Y. (2006) Distribution of an endangered burrowing spider Lycosa ishikariana in the San'in Coast of Honshu, Japan (Araneae: Lycosidae). Acta Arachnologica, 55:79-86.谷川明男(2021) イソコモリグモの高度に多様化した集団構造. 海洋と生物, 43: 38-42.Tanikawa, A., Shinkai, A., Tatsuta, H. & Miyashita, T. (2017) Highly diversified population structure of the spider Lycosa ishikariana inhabiting sandy beach habitats. Conservation Genetics, 19: 255‒263.●参考文献皆木宏明・景山純孝(2012)島根県西部で初記録となるワスレナグモ(クモ目:ジグモ科)について. 島根県立三瓶自然館研究報告, 11: 65-67.佐藤隆士・和田年史・中島ちづる・鶴崎展巨(2007)新たに確認された鳥取県東部のワスレナグモの生息地.  山陰自然史研究, 3: 6-10.鶴崎展巨(2026)島根県の真正クモ類(クモガタ綱クモ目). ホシザキグリーン財団研究報告, 29: 173-210. 規模の大きい砂浜海岸にのみ生息するが、それらは概して縮小傾向で営巣数も少ない。 体長20mm内外と大型のコモリグモで、規模の大きい海浜に生息する。コモリグモ科の種の多くは地表徘徊性で住居をつくらないが、本種は海浜植生の周囲の裸地や後浜の砂地に深さ30cmほどで直径約10ー15mmの縦穴を掘り、日中はその中に潜む。巣穴入口は細い糸でかがられるので他の海浜動物の巣穴とは区別できる。中にクモがいる巣穴の入口は真円で、これが真円でない巣穴は何らかの理由でクモが不在で放棄された巣穴である。メスは卵のうと孵化直後の幼クモを保護するが、春に孵化した幼クモはじきに自力で巣穴をつくるので、巣穴が多くみられるのは5月頃である。夏季には日中は巣穴入口を閉じるので巣穴を発見しづらい。成体になるまでに約2年を要すると考えられている。本州と北海道、国後島に分布。生息地は日本海側に多く鳥取県は南西限。太平洋側では茨城県が南限。国外では知られない。 島根県内での生息地が限定される。 体長メス17mm内外、オス7mm内外。平地の畑地、草地、公園の芝生などの相対的に柔らかい土質の地中に10ー30cm程度の巣穴をつくる。巣穴の内壁面は細かい糸で裏打ちされており、地表面の円い巣穴入口に扉はない。雌は年中、雄(島根県では未確認)は9ー10月に採集される。本州、四国、九州、朝鮮半島、中国に分布。(執筆者:鶴崎 展巨)(執筆者:鶴崎 展巨)イソコモリグモワスレナグモ絶滅危惧Ⅱ類(VU)準絶滅危惧(NT)

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