しまねレッドデータブック2026
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26726720042013/2014ーーーーーーー甲殻類絶滅 野生絶滅絶滅危惧Ⅰ類絶滅危惧Ⅱ類準絶滅危惧情報不足20042013/201420262026●参考文献張 成年・今井 正・池田 実ほか(32共著者)(2018)スジエビ Palaemon paucidens の2タイフ゜を判別するためのDNA マーカーおよひ゛日本における2タイフ゜の分布.日本水産学会誌,84: 674-681.張 成年・柳本 卓・小西光一・市川 卓ほか(10共著者)(2019)スジエビ Palaemon paucidens のBタイプにおける遺伝的分化.水生動物,AA2019-11.岩根 響(2022)島根県斐伊川水系の汽水および淡水環境に生息するテナガエビ科(甲殻綱,十脚目)の分布状況.島根大学大学院自然科学研究科学位論文.Katogi, Y., Chiba, S., Yokoyama, K., Hatakeyama, M., Shirai and S., Komai, T. (2019) A new freshwater shrimp species of the genus Palaemon Weber, 1795 (Decapoda: Caridea: Palaemonidae) from northeastern Japan. Zootaxa 4576: 239-256.豊田幸詞・関慎太郎(2019)スジエビ.駒井智幸(監修)日本産淡水性・汽水性 エビ・カニ図鑑:94-95.緑書房,東京.●参考文献桑原友春・林 成多(2014) 島根県におけるカワスナガニの記録.ホシザキグリーン財団研究報告特別号, (13):1-5.桑原友春・林 成多(2015) 島根県の益田市でカワスナガニを確認.ホシザキグリーン財団研究報告, (18):60.大澤正幸(2022)カワスナガニ.島根県の汽水域の短尾甲殻類 日本海西岸の汽水域のカニたち:71-73.島根大学研究・学術情報本部エスチュアリー研究センター.竹本理起(2022) 山口県長門市の潮下帯上部から陸上で確認されたカニ類.豊田ホタルの里ミュージアム研究報告書, (14):87-108.和田恵次(2024)汽水域のもつ生物的特徴.河北潟湖沼研究,(26):23-27.エビ目(十脚目)テナガエビ科Palaemon septemtrionalis Katogi, Chiba, Yokoyama, Hatakeyama, Shirai et Komai, 2019カテゴリー区分撮影者(提供者):辻井要介エビ目(十脚目)ムツハアリアケガニ科Deiratonotus japonicus (Sakai, 1934)カテゴリー区分撮影者(提供者):桑原友春存続を脅かす原因特記事項県内での生息地域・生息環境存続を脅かす原因特記事項絶滅危惧Ⅱ類(VU)環境省カテゴリー絶滅危惧Ⅱ類(VU)環境省カテゴリー準絶滅危惧(NT)選定理由概  要県内での生息地域・生息環境選定理由概  要く見られたが、近年は確認できる個体数が少なく、減少していることが懸念される。今後、新たな産地が見つかる可能性はあるが、日本海に流入する河川ではスジエビ類の確認例がもともと少ない状況である。 農薬や化学物質などによる水質汚染、コンクリート護岸への改修、洪水などによる生息環境の悪化。類似種との生息場所の競合。 スジエビには以前から遺伝的に分化した2つのタイプの存在が知られており、湖沼や河川など幅広い環境に生息するタイプはAタイプとされ、内水面での繁殖も可能である。一方、河川にのみ生息する両側回遊型のタイプはBタイプとされ,繁殖には海域とのつながりが不可欠である。2019年に新種記載されたキタノスジエビはBタイプの中のB-Ⅰ系統であり、2022年に出雲市の一河川に生息する集団が本種と判明した。県東部や隠岐諸島に多く見られるスジエビはAタイプであり,いくつかの系統が存在する。また、チュウゴクスジエビといった国外外来種も県内で確認されている。これらの類似種が本種の生息地に侵入すると生息場所が競合する可能性があるため注意が必要である。(執筆者:□井 要介) スジエビP. paucidensに近縁な新種で県内にも生息することが判明したが、生息地は県東部の河川に限られており、生息数も減少傾向である。 淡水性の小型エビ類。体長60mmほどに達する。体色は半透明で濃褐色のはっきりとした横縞模様があり、脚の節々は黄色や橙色になる。基本的な形態的特徴はスジエビP. paucidensと同じであるが、本種ははさみの長さがやや長い傾向がある。ただし、この特徴は小型個体でははっきりとしない。河川の下流域に生息し、海と川を往き来する両側回遊型の生活を送る。国内での分布は北海道から兵庫県(日本海側)・宮城県(太平洋側)とされているが、県内の生息地は日本海側の西限と考えられる。 県東部の出雲市の河川のみで生息が確認されている。日本海に流入する小規模河川の下流域から河口域に分布しており、淵の深みや流れが緩やかで礫や転石が多い環境に生息する。出雲市の生息地では過去に本種と思われる個体が多 県内の生息地は限られ生息範囲も狭い。生息数も少なく、生息条件の悪化などで個体群の維持ができないおそれがある。 汽水性の小型カニ類。甲幅10mmほどの小型種。甲は丸みのある四角形で、表面は顆粒が散在しザラザラしている。甲の前側縁には丸みのある鈍い歯が2つある。はさみ脚は小さめであるが、オスの方が太くなる。オスの歩脚には軟毛が密生する部分がある。体色は淡褐色や灰褐色など様々で、暗色のまだら模様がある。河川の汽水域上部で、流れのある砂礫混じりの川底に生息する。日本固有種で、島根県(日本海側)・千葉県(太平洋側)から沖縄県まで分布する。日本海側の分布は、島根県と山口県のみで、島根県が日本海側の東限である。(執筆者:□井 要介・桑原 友春)島根県固有評価島根県固有評価 県西部から県東部の日本海に面する河川下流域から河口域で生息が確認されている。生息地は局所的で生息範囲は狭く、生息数も少ない。水のきれいな河川の汽水域上部で淡水の影響がある場所を好み、河床の砂礫や転石の下に潜んで生活する。 河川改修、河床の浚渫、河口堰の建設などによる生息条件の悪化。大きな洪水による河川環境の変化など。 2013年に日本海側での生息が島根県で初めて確認された後、いくつかの生息地が県内で見つかっている。既産地の生息状況は不安定で、生息がほとんど確認できない年もある。本種はほかの沿岸性のカニ類にくらべて、個体群間の遺伝的変異が顕著で、個々の個体群を保全する意義が大きいとされる。キタノスジエビカワスナガニ絶滅危惧Ⅱ類(VU)絶滅危惧Ⅱ類(VU)

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