しまねレッドデータブック2026
368/740

35835820042013/2014ーーーーー維管束植物絶滅 野生絶滅絶滅危惧Ⅰ類絶滅危惧Ⅱ類準絶滅危惧情報不足20042013/2014絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)20262026●参考文献大橋広好他(2015)「改訂新版 日本の野生植物Ⅰ」.391pp. 株式会社平凡社,東京杦村喜則(2005)島根県の種子植物相、島根県立三瓶自然館研究報告(3):1-49 島根県立三瓶自然館●参考文献井上雅仁(2025)島根県自然環境保全地域「赤名湿地性植物群落」の植生と植物相. 島根県立三瓶自然館研究報告 23: 9-24.国立科学博物館(2018)サイエンスミュージアムネット. https://science-net.kahaku.go.jp/, (2025年10月30日閲覧)杦村喜則(2005)島根県の種子植物相. 島根県立三瓶自然館研究報告 3: 1-49.渡津友博・桑原一司・大野芳典・井上雅仁(2024)島根県邑南町水明湿地の植生と植物相. 島根県立三瓶自然館研究報告 22: 9-17.ラン科Platanthera mandarinorum Rchb.f. subsp. mandarinorum var. oreades (Franch. et Sav.) Koidz.カテゴリー区分撮影者(提供者):島根県立三瓶自然館ラン科Platanthera nipponica Makinoカテゴリー区分撮影者(提供者):島根県立三瓶自然館県内での生育地域・生育環境存続を脅かす原因 草原の遷移、園芸上の採取。県内での生育地域・生育環境存続を脅かす原因絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)環境省カテゴリー絶滅危惧Ⅱ類(VU)絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)環境省カテゴリー選定理由概  要選定理由概  要 県内での生育地はきわめて限られていて、生育地での個体数も多くはない。 日当たりの良い草地に生える植物で、茎は20−40cmでやや稜がある。葉は下部の1枚が大きく、線状披針形で、長さ5−11cm、幅1−1.5cm、先端は鋭頭、基部はほとんど葉を抱かない。5−7月に黄緑色の花を10個内外開花する。背萼片は広卵形、側萼片は鎌形、唇弁は舌状で、距は後方に水平でまたはやや下がって伸び、長さ7−12mmになる。国内では北海道から九州にかけ広く分布する。 県内での生育地はきわめてまれであり、生育地での個体数も多くはない。 湿地に生え、開花株は草丈30cm前後に細い茎を立てる草本である。葉は茎の下の方に1枚が目立ち、広線形で長さ5cm、幅1cmである。花期は夏で、茎の上部に淡黄緑色の小花が疎らに数個つけて咲く。唇弁の距が長さ2cmに近いもので上にはね上がるのが特徴的である。北海道から九州の範囲に分布域があるものとされる。(執筆者:井上 雅仁・杦村 喜則)(執筆者:柳浦 正夫)島根県固有評価 中部から生育が報告されている。山域の草原にわずかに生育がみられる。また、隠岐(中ノ島・知夫里島)に生育しているとの情報もある。島根県固有評価 県内での分布は、県東部(飯南町)、県中部(邑南町)で確認されている。いずれも山間の湿原状地に若干の生育地が認められるが、まれな分布のものである。個体数は僅かであり、湿原の自然な遷移の中で、乾草原化、樹林化その他の人為的な生育地破壊により絶滅が心配される。一部の生育地は県の自然環境保全地域に指定された場の中にある。 湿原の乾燥、樹林化と埋立て等による生育地の破壊。ヤマサギソウコバノトンボソウ絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)

元のページ  ../index.html#368

このブックを見る