ーー鳥類絶滅 野生絶滅絶滅危惧Ⅰ類絶滅危惧Ⅱ類準絶滅危惧情報不足292920042013/2014情報不足(DD)絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)20042013/2014情報不足(DD)絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)20262026●参考文献環境省中国四国地方環境事務所・特定非営利活動法人隠岐しぜんむら(2024)令和5年度マリンワーカー事業 大山隠岐国立公園隠岐地域星神島ドブネズミ駆除業務報告書. 54pp. 環境省中国四国地方環境事務所, 岡山.環境省自然環境局生物多様性センター(2023)2022年度モニタリングサイト1000小島嶼(海鳥)調査報告書. 162pp. 環境省自然環境局生物多様性センター, 富士吉田.環境省自然環境局野生生物課希少種保全推進室編(2014)レッドデータブック2014-日本の絶滅のおそれのある野生生物-2 鳥類. 250pp. ぎょうせい, 東京.佐藤仁志・森茂晃・八幡浩二(2012)隠岐諸島におけるカンムリウミスズメSynthliboramphus wumizusumeの生息状況. ホシザキグリーン財団研究報告, 15: 299-306.山本裕(2010)カンムリウミスズメ. Bird Research News, 7(9): 4-5.●参考文献環境省中国四国地方環境事務所・特定非営利活動法人隠岐しぜんむら(2022)令和3年度マリンワーカー事業 大山隠岐国立公園隠岐地域星神島鳥類生息環境調査等業務報告書. 45pp. 環境省中国四国地方環境事務所, 岡山. 環境省中国四国地方環境事務所・特定非営利活動法人隠岐しぜんむら(2024)令和5年度マリンワーカー事業 大山隠岐国立公園隠岐地域星神島ドブネズミ駆除業務報告書. 54pp. 環境省中国四国地方環境事務所, 岡山.環境省自然環境局生物多様性センター(2023)2022年度モニタリングサイト1000小島嶼(海鳥)調査報告書. 162pp. 環境省自然環境局生物多様性センター, 富士吉田. 環境省自然環境局野生生物課希少種保全推進室編(2014)レッドデータブック2014-日本の絶滅のおそれのある野生生物-2 鳥類. 250pp. ぎょうせい, 東京.中村登流・中村雅彦(1995)原色日本野鳥生態図鑑<水鳥編>. 304pp. 保育社, 大阪.チドリ目ウミスズメ科Synthliboramphus wumizusume (Temminck, 1836)カテゴリー区分撮影者(提供者):(公財)ホシザキグリーン財団ミズナギドリ目ウミツバメ科Hydrobates monorhis (Swinhoe, 1867)カテゴリー区分撮影者(提供者):深谷治存続を脅かす原因存続を脅かす原因絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)環境省カテゴリー絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)環境省カテゴリー選定理由概 要県内での生息地域・生息環境選定理由概 要県内での生息地域・生息環境 確実な繁殖地は隠岐諸島の小さな島嶼1カ所で、存続基盤はきわめて脆弱。また、繁殖期間以外にも県下の日本海域で観察されることがあるが、滞在期間や分布、生息数などの実態は不明であり、情報を収集しておく必要がある。 全長約24cm。夏羽は頭頂に黒く細長い冠羽がある。冬羽はウミスズメに似るが、本種は眼の前後に白色部がある。おもに日本近海の島嶼で繁殖し、国外では韓国でも繁殖が報告されている。繁殖以外は海上で生活し、潜水して魚類や甲殻類などを捕食する。種全体で5,000ー10,000羽程度と見られ、現状維持か減少傾向とされる。繁殖地ではネズミ類やカラス類の捕食による影響が大きく、例えば福岡県小屋島ではドブネズミの侵入によるものと考えられる斃死体が大量に発見され、殺鼠剤の駆除は容易には進まなかったとされる。国の天然記念物。 隠岐諸島では1969年に採集された卵標本をはじめ、以前から繁殖の可能性が示唆されていたが、2010年のモニタリングサイト1000海鳥調査において 国内では5,000つがい以下との推定もあり、県内の確実な繁殖地は隠岐諸島の無人島1カ所のみで、その存続基盤はきわめて脆弱である。 全長約20cmの小型の海鳥。全体に黒褐色で、腰に白色部はない。翼はウミツバメ類としては短めで、上面は大雨覆が淡色のため、その部分が淡い帯状に見える。初列風切基部の羽軸は白いが、野外での確認は難しい。日本のほかロシア極東部、韓国、中国沿岸の離島で繁殖している。国内には夏鳥として渡来し、青森県、岩手県、石川県、京都府、福岡県などの島嶼で繁殖している。繁殖地では、夜間に飛来し、夜明け前に飛び立つ。岩の隙間や土中に穴を掘って営巣するほか、オオミズナギドリの古巣などを利用して繁殖する。繁殖期以外は外洋に生息し、生活史や食性についてはほとんど知られていないとされる。 本土側では松江市で保護個体の記録が2例あるほか、海上は生息域として考えられるものの、確実に生息地として判明しているのは隠岐諸島の繁殖地の無人島の一つで繁殖が確認され、島根県の調査などでも確認されてきた。しかし、同地では長くネズミ類の生息が確認されていなかったものの、2021年度に環境省により実施された調査でドブネズミの侵入が確認された。同省は2022年度から殺鼠剤散布による駆除を試みているが、油断できない状況としている。2022年度のモニタリングサイト1000海鳥調査では、確認された6巣のうち抱卵中は1巣で、ほかの巣の卵は冷たくなっていたことから放棄卵と考えられるとし、過去に巣があった場所で見つからなかったこともあったとしている。隠岐諸島では、島根県の調査で繁殖地以外の島の周辺海上にも夜間集まっている様子が観察されているが、繁殖は確認されていない。また、それらの島はネズミ類の生息情報があるため、仮に繁殖していたとしてもその数は少ない可能性が高い。海上では、繁殖期には県西部の沖合でも観察されているほか、隠岐航路では繁殖期の前後などにもまれに確認されることがある。 繁殖地へのネズミ類の侵入は小型海鳥類に対しては深刻な問題である。また、カラス類による捕食も考えられ、磯釣りなどで訪れた人のゴミの残置がこれらの定着を助長する可能性も懸念される。海上では油汚染により一気に危機的な状況が増大する可能性があり、魚網への絡まりなども起きている可能性も考えられる。(執筆者:森 茂晃)みである。隠岐諸島では、1953年および翌年に成鳥と雛が採集され、本種の繁殖が明らかになったが、その後はわずかな目撃情報のみであった。2005年にモニタリングサイト1000海鳥調査で、無人島の一つで繁殖していることが改めて確認された。その後も2010年度以降3年毎に行われている同調査で継続して巣が確認されている。ただし、これまでは本種のような小型海鳥類の繁殖地の脅威になると考えられるネズミ類の生息が確認されていなかったところへ、2021年度に環境省により実施された調査でドブネズミの侵入が確認された。モニタリングサイト1000海鳥調査では、2010年度以降、固定調査区が設定されているが、2022年度は7巣のみで、それまでの13ー37巣に比べて大幅に減少している。同省は2022年度から殺鼠剤散布による駆除を試みているが油断できない状況と考えられる。 繁殖地へのネズミ類の侵入は小型海鳥類に対しては深刻な問題である。また、カラス類などによる捕食も考えられ、磯釣りなどで訪れた人のゴミの残置がこれらの定着を助長する可能性も懸念される。また、繁殖が確認されている島は小さく、オオミズナギドリも繁殖しているため、営巣場所をめぐる競合も考えられる。(執筆者:森 茂晃)島根県固有評価絶滅危惧Ⅱ類島根県固有評価絶滅危惧Ⅱ類カンムリウミスズメヒメクロウミツバメ絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)
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