しまねレッドデータブック2026
478/740

46846820042013/2014ーーーーーーー維管束植物絶滅 野生絶滅絶滅危惧Ⅰ類絶滅危惧Ⅱ類準絶滅危惧情報不足20042013/201420262026●参考文献大橋広好他(2015)「改訂新版 日本の野生植物Ⅰ」.391pp. 株式会社平凡社,東京杦村喜則(2005)島根県の種子植物相、島根県立三瓶自然館研究報告3:1-49 島根県立三瓶自然館柳浦正夫(2019)島根県で初確認されたノスゲについて、島根県立三瓶自然館会報17:33-34 島根県立三瓶自然館・しまね自然と環境財団,島根●参考文献星野卓二・正木智美(2011)日本カヤツリグサ科植物図譜. 782pp. 平凡社. 東京.井上雅仁・三島秀夫(2019)島根県津和野町地倉沼の植生と植物相. 島根県立三瓶自然館研究報告 17: 1-15.カヤツリグサ科Carex tashiroana Ohwiカテゴリー区分撮影者(提供者):柳浦正夫カヤツリグサ科Carex vesicaria L.カテゴリー区分撮影者(提供者):島根県立三瓶自然館絶滅危惧Ⅱ類(VU)環境省カテゴリー絶滅危惧Ⅱ類(VU)絶滅危惧Ⅱ類(VU)環境省カテゴリー選定理由概  要選定理由概  要 県内での生育地は稀で個体数も少ない。 匐枝がなく密に叢生し、鞘はあまり伸びず褐色を呈し繊維状になる。高さは15ー30cmとなり葉は稈と同長がやや短く幅1.5ー2.3mm。頂小穂は線柱形で長さ1.5ー3cmの雄性、側小穂は2から3個つき、雌性。雌鱗片は倒卵形から狭卵形で短い芒をもつ。果胞は狭卵形で長さ1.8ー2mm、幅0.8ー1mmまばらに毛が生え、4ー5脈ある。嘴は短く、口部は尖らない。中国地方の主として太平洋側に分布する。 県内での生育地は限られており、生育地での個体数も少ない。また生育環境である湿地が、開発や乾燥化、遷移の進行などにより各地で減少している。 湿地や河畔に生える多年草である。草丈は茎を伸ばすと30ー100cmになり、地下匐枝がある。茎の基部の鞘は赤紫色で、前面が糸網状に裂ける。葉は線形で、幅は3ー8mmである。花期は5ー8月で、上方の2ー3個の小穂は雄性で、長さが3ー5cmである。下方の2ー4個は雌性で、長さが3ー7cmである。北海道、本州、九州、北半球の温帯に分布する。北方に多い種である。県内での生育地域・生育環境 中部の川沿いの岩角地に少数生育している。存続を脅かす原因県内での生育地域・生育環境存続を脅かす原因(執筆者:柳浦 正夫)(執筆者:井上 雅仁)島根県固有評価 遷移。島根県固有評価 県内での分布は、県西部(津和野町)で確認されている。生育環境は、山間の池沼で、ハンノキ林を伴う湿性草原内である。 湿地の乾燥化、遷移の進行による湿地の灌木化、樹林化。ノスゲオニナルコスゲ絶滅危惧Ⅱ類(VU)絶滅危惧Ⅱ類(VU)

元のページ  ../index.html#478

このブックを見る