しまねレッドデータブック2026
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ーーー鳥類絶滅 野生絶滅絶滅危惧Ⅰ類絶滅危惧Ⅱ類準絶滅危惧情報不足383820042013/2014絶滅危惧Ⅱ類(VU)絶滅危惧Ⅱ類(VU)20042013/2014絶滅危惧Ⅱ類(VU)絶滅危惧Ⅱ類(VU)20262026●参考文献池内俊雄・澤祐介(2021)世界的に減少も、日本の越冬個体数が増加 希少ガン類のカリガネ 本格的な研究スタート. 北海道野鳥だより, 205: 4-6.環境省自然環境局野生生物課希少種保全推進室編(2014)レッドデータブック2014-日本の絶滅のおそれのある野生生物-2 鳥類. 250pp. ぎょうせい, 東京.北脇努(2004)本号の表紙. スペキュラム, 99: 1.PEIRU AO, XIN WANG, DIANA SOLOVYEVA, FANJUAN MENG, TOSHIO IKEUCHI, TETSUO SHIMADA, JINYOUNG PARK, DALI GAO, GUANHUA LIU, BINHUA HU, TSEVEENMYADAG NATSAGDORJ, BOFU ZHENG, SERGEY VARTANYAN, BATMUNKH DAVAASUREN, JUNJIAN ZHANG, LEI CAO & ANTHONY D. FOX (2020) Rapid decline of the geographically restricted and globally threatened Eastern Palearctic Lesser White-fronted Goose Anser erythropus, Wildfowl (Special Issue 6): 206-243.●参考文献環境省自然環境局生物多様性センター(2025)第55回ガンカモ類の生息調査報告書. 119pp. 環境省自然環境局生物多様性センター, 富士吉田.神山和夫(2015)オオハクチョウ. Bird Research News, 12(1): 4-5.島根県(2025)令和6年度ガンカモ類生息調査の結果(主要地域). 平成4年度以降の主要地域の調査結果一覧(PDFファイル)神戸川. https://www.pref.shimane.lg.jp/industry/norin/choujyu_taisaku/gan-kamo.data/R6kando.pdf, (2025年10月28日閲覧)カモ目カモ科Anser erythropus (Linnaeus, 1758)カテゴリー区分撮影者(提供者):(公財)ホシザキグリーン財団カモ目カモ科Cygnus cygnus (Linnaeus, 1758)カテゴリー区分撮影者(提供者):(公財)ホシザキグリーン財団県内での生息地域・生息環境存続を脅かす原因県内での生息地域・生息環境存続を脅かす原因絶滅危惧Ⅱ類(VU)環境省カテゴリー絶滅危惧ⅠB類絶滅危惧Ⅱ類(VU)環境省カテゴリー選定理由概  要選定理由概  要 世界的希少種で、国内にも少数が渡来する。宍道湖西岸域を中心に、一時期は毎年のように1〜数羽の渡来が確認されていたが、近年は記録されない年もある。越冬ではなく一時的な出現とみられる場合も多く、安定していない。 全長約58cmの小型のガン類で、マガンより一回り小さい。マガンによく似ているが、嘴が小さくて短く、ピンク色味が強い。成鳥では額の白色帯が嘴の基部と同じ幅で頭頂まで達しており、眼の周りに黄色の明瞭なリングがある。全世界で数万羽と推定されており、2つの個体群があるとされる。一つはスカンジナビアからヨーロッパロシアで繁殖し、中欧南部から中央アジアで越冬する個体群で、もう一つはアジア側ロシアで繁殖し、日本、中国、朝鮮半島などで越冬する。中国の東洞庭湖がもっとも大きな越冬地とされる。1980年代後半から1990年代前半には中国で60,000ー70,000羽が生息していたと推定されていたが、2011年には14,000ー19,000羽、2019年には4,190羽と急激に減少している。国内では、北海道や宮城県のほか、秋田県、新潟県、石川県、島根県などで記録があり、マガンの渡来地に重なる。雁の里親友の会による宮 本県ではコハクチョウに比べ渡来数が少なく、渡来状況も不安定であることから、動向を注意深く見守っていく必要がある。かつてはマコモが生育している水辺で過ごす個体群が見られていたが、現在は絶えてしまっている。 国内に渡来するハクチョウ類は、主としてオオハクチョウとコハクチョウの2種で、令和5年度の環境省のガンカモ類生息調査では、オオハクチョウが27,607羽、コハクチョウが44,900羽数えられている。本種は、コハクチョウより一回り大きく、全長約1.4m、翼開長約2.2mで、日本に生息する鳥類の中でもっとも大きいものの一つ。コハクチョウよりも嘴の黄色の部分が広く、その先端が三角形にとがり黒色部に食い込むのが特徴。繁殖地は、ユーラシア大陸のタイガ地帯で、コハクチョウが繁殖するツンドラ地帯よりも南部に位置する。国内には冬鳥として渡来し、越冬地は北海道東部から関東にかけての太平洋側で、特に福島県以北に数が多い。国内で越冬しているオオハクチョウは、沿岸域ではアマモ、内陸湿地ではマコモやレンコン、湿地周辺の草本類を採食し、農地では水田の落ち籾やトウモロコシの落穂などを食べる。ただし、水田城県における越冬個体数の推移では、2012年以降増加傾向で2019年の冬には300羽以上になったとされる。  冬 鳥 と し て、 お も に 宍 道 湖 や 中 海 の 周 辺 で1〜 数 羽 が 観 察 さ れ て い る。1999年以降は毎年のように観察されているが、記録がない年や越冬期の一時期に限られる年もある。特に宍道湖西岸域でマガンの群れに混じって観察されることが多いが、一時的な渡来の場合にはマガンに酷似する本種を発見しきれず、実態より記録が少ない可能性も考えられる。採食地はマガンと同じくおもに刈り取り後の水田で、塒は宍道湖の湖面のほか斐伊川の中州の場合もあると考えられる。2004年4月には出雲市で渡りの途中に渡来したと思われる25羽の記録がある。 採食地は非耕作期の水田であることが多いが、乾田化や作付けの変化などによって利用可能な場所が減少傾向にある。塒や休息地あるいはその近くが釣りやレジャーなどで使用される場所となる可能性も考えられるほか、観察や撮影などで過剰な接近や追いかけといった人為的な影響も懸念される。がおもな採食地になっているコハクチョウに比べると、自然の水辺環境で採食することが多いようである。 冬鳥として県内に渡来するハクチョウ類の大半はコハクチョウで本種は少ない。おもに宍道湖や中海の周辺に見られ、数羽から十数羽の本種のみの群れでいる場合もあるが、コハクチョウの群れに1〜数羽が混じることが多く、水田で採食していることが多い。かつてはマコモの群落があった神戸川河口部で群れが見られたが、河川工事の影響などから近年は見なくなっている。神戸川では、近年は下流部で観察されることがあるが、長期間の滞在はしていないと考えられる。県中部や西部にも一時的に渡来することがあり、江の川の中流部で観察されたこともある。隠岐諸島にも渡来することがあり、越冬とみられる情報もあるが、ほとんどが渡りの途中の一時的な滞在と考えられる。 河川工事などによるマコモなどの餌の減少といった生息環境の悪化。近年の採食地は非耕作期の水田の場合が多いが、乾田化や作付けの変化などによって採食場所が減少傾向にある。(執筆者:森 茂晃)(執筆者:森 茂晃・佐藤 仁志)島根県固有評価島根県固有評価カリガネオオハクチョウ絶滅危惧Ⅱ類(VU)絶滅危惧Ⅱ類(VU)

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