しまねレッドデータブック2026
498/740

48848820042013/2014ーーーーーー維管束植物絶滅 野生絶滅絶滅危惧Ⅰ類絶滅危惧Ⅱ類準絶滅危惧情報不足20042013/2014情報不足(DD)絶滅危惧Ⅱ類(VU)20262026●参考文献大橋広好・門田裕一・木原 浩・邑田 仁・米倉浩司編(2016)改訂新版 日本の野生植物 3 バラ科〜センダン科. 604pp. 平凡社, 東京.杦村喜則(2005)島根県の種子植物相. 島根県立三瓶自然館研究報告 3: 1-49.●参考文献国立科学博物館(2018)サイエンスミュージアムネット. https://science-net.kahaku.go.jp/, (2025年10月30日閲覧)杦村喜則(2005)島根県の種子植物相. 島根県立三瓶自然館研究報告 3: 1-49.バラ科Potentilla dickinsii Franch. et Sav.カテゴリー区分撮影者(提供者):島根県立三瓶自然館バラ科Rubus yoshinoi Koidz.カテゴリー区分撮影者(提供者):島根県立三瓶自然館県内での生育地域・生育環境存続を脅かす原因県内での生育地域・生育環境存続を脅かす原因 樹林伐開や林縁の樹林化。絶滅危惧Ⅱ類(VU)環境省カテゴリー絶滅危惧Ⅱ類(VU)環境省カテゴリー選定理由概  要選定理由概  要 県内での生育地は限られており、生育地での個体数も少ない。 山地の岩上や露岩地に生える多年草である。草丈は花茎を伸ばすと5ー20cmになる。葉は互生し、通常3出複葉か4ー5小葉からなる羽状複葉となる。羽状複葉の場合は、下方の2小葉は小さい。小葉の長さは1.5ー4.5cm、幅1.5ー3cmで、裏面は粉白色を帯び、伏毛がある。花期は6ー8月で、茎の先に数個〜十数個の黄色い花をつける。花は直径約1cmで、5枚の花弁からなる。根茎は太い木質となり、ときに分枝する。北海道、本州から九州、朝鮮半島、中国に分布する。 県内に生育地が存在することは明らかであるが、県内全域での生育地や個体数の現況が明らかでない。 山地林内から林縁に生える夏緑の小低木である。茎はやや細く、長く伸びて鉤刺がある。葉は多くは3小葉の複葉であり、小葉は長楕円形で長さ6ー7cm、幅2ー3cmで、裏は白毛があって白い。花は春に咲き、花弁は淡紅紫色、果実は球形で、直径約1cm、赤く熟れる。国内では本州の東北地方、中部地方の一部や、中国地方、九州の一部に分布する植物とされる。(執筆者:井上 雅仁・杦村 喜則)(執筆者:井上 雅仁)島根県固有評価 県内での分布は、県東部(飯南町)、県中部(大田市)、県西部(益田市)で確認されている。生育環境は、山地域の山頂付近や尾根筋の岩場などである。 遷移の進行による岩場の灌木化、岩場の崩落による生育地の消滅。島根県固有評価 県内での分布は、県東部(奥出雲町、飯南町)の中国山地沿いの山地で生育が知られているが、石見部での分布が明らかでない。いずれの生育地も個体数が激減しているように思われる。イワキンバイキビナワシロイチゴ絶滅危惧Ⅱ類(VU)絶滅危惧Ⅱ類(VU)

元のページ  ../index.html#498

このブックを見る