蘚苔類3. 日本の貴重なコケの森 観音滝 (断魚渓・観音滝県立自然公園)絶滅危惧Ⅱ類(VU)蘚苔類掲載種一覧絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)□クマノゴケ□ホソクラマゴケモドキ◇ケクラマゴケモドキ□クロゴケ要因が働く。県内で最も平均気温が高い高島(益田市沖)では、クサリゴケ科のミヤジマヨウジョウゴケ、ナガシタバヨウジョウゴケの生育が確認されている。これらは太平洋沿岸では前者が静岡県まで、後者は関東地方まで北上してきている。どちらも樹幹や生葉に着生する小さな茎葉苔。 その他生葉上苔のカビゴケ、フルノコゴケ、シゲリゴケ、コムチゴケ、ヒラキバヤスデゴケ、シフネルゴケ、ヤマトフタマタゴケ、ヤワラゼニゴケなど29種。⑵ 東アジアとの共通点(日本、中国、朝鮮半島、ヒマラヤなどに分布を広げているグループ。日本固有種も含まれる。)ヒメミノリゴケ、ムチゴケ、ミヤコノケビラゴケ、トサノケクサリゴケ、ケシゲリゴケ、クモノスゴケ、カンハタケゴケ、チジミカヤゴケ、チャボマツバウロコゴケ、フタバネゼニゴケ、ジンガサゴケなど95種。⑶ 北半球の広分布種(温帯・冷温帯、世界的分布も含める) ミドリゼニゴケ、ウスバゼニゴケ、ケゼニゴケ、ホソバミズゼ□カビゴケ□ハリミズゴケ準絶滅危惧(NT)□ウキウキゴケ(ウキゴケ、カズノゴケ) □イチョウウキゴケ□オオミズゴケ□ホソベリミズゴケ情報不足(DD)□ヤワラゼニゴケ(下瀬 敏・山口富美夫)計11種計1種計2種計6種計2種ニゴケ、チャボホラゴケモドキ、フクロヤバネゴケ、タマゴバムチゴケ、トサカゴケ、ヒメトサカゴケ、ホソバコオイゴケ、ヒメハネゴケ、エゾヒメヤバネゴケなど28種。 コケ植物の研究者や愛好家が集う日本蘚苔類学会では、希少種や絶滅危惧種が生育するか、あるいはコケ植物が景観的に重要な位置を占める地域を「日本の貴重なコケの森」として選定している。2024年には江津市の観音滝が32番目のコケの森として日本蘚苔類学会から正式に認定された。中国地方では岡山県の羅生門ドリーネ、広島県の龍頭峡に次ぐ3番目のコケの森となる。観音滝は遊歩道が整備され、沢沿いの湿った岩上や土上、樹幹上で120種余りのコケ植物が観察できる。【記号説明】□:カテゴリー区分変更なしの種(10種)↑:上位のカテゴリー区分への変更種(0種)↓:下位のカテゴリー区分への変更種(0種)○:新規掲載種(0種)◇:情報不足からの変更種(1種)◆:情報不足への変更種(0種)【掲載順の準拠文献等】 片桐知之・古木達郎. 2018. 日本産タイ類・ツノゴケ類チェックリスト, 2018. Hattoria 9: 53-102. 井上侑哉・山口富美夫. 2024. 日本産セン類の分類表. Hikobia 19: 105-124.620620
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