しまねレッドデータブック2026
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ー蘚苔類絶滅 野生絶滅絶滅危惧Ⅰ類絶滅危惧Ⅱ類準絶滅危惧情報不足62162120042013/2014絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)20042013/2014絶滅危惧Ⅱ類(VU)20262026●参考文献岩月善之助編(2001)日本の野生植物-コケ-. 355pp. 平凡社, 東京.島根県環境生活部自然環境課(2013)改訂しまねレッドデータブック2013植物編 -島根県の絶滅のおそれのある野生生物-. 254pp. 島根県環境生活部自然環境課, 松江.内田慎治・関太郎(2023)島根県江津市付近の興味あるコケ植物. 蘚苔類研究, 12(11): 291.●参考文献岩月善之助編(2001)日本の野生植物-コケ-. 355pp. 平凡社, 東京.西田雄行(1964)島根県の蘚類(I). 島根大学教育学部付属中学校研究紀要, 7: 40-46.島根県環境生活部自然環境課(2013)改訂しまねレッドデータブック2013植物編 -島根県の絶滅のおそれのある野生生物-. 254pp. 島根県環境生活部自然環境課, 松江.滝田謙譲(1999)北海道におけるミズゴケの分布及びその変異について. Miyabea 4: 1-84.内田慎治・関太郎(2023)島根県江津市付近の興味あるコケ植物. 蘚苔類研究, 12(11): 291.クラマゴケモドキ目・クサリゴケ科Leptolejeunea elliptica (Lehm. & Lindenb.) Besch.カテゴリー区分撮影者(提供者):山口富美夫ミズゴケ目・ミズゴケ科Sphagnum cuspidatum Ehrh. ex Hoffm.カテゴリー区分県内での生育地域・生育環境存続を脅かす原因県内での生育地域・生育環境存続を脅かす原因絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)環境省カテゴリー準絶滅危惧(NT)絶滅危惧Ⅱ類(VU)環境省カテゴリー−No Image島根県固有評価− これまで吉賀町(旧六日市町)でのみ知られていたが、近年江津市でも確認されている。照葉樹林内の湿度の高い林内および林縁部に生育し、常緑広葉樹、シダ植物、イヌガヤなどの針葉樹の葉、時に竹の稈や看板などの人工物にも着生する。 森林伐採や自然災害による生育環境の乾燥化。島根県固有評価− これまでに松江市(旧岩坂村)、江津市で確認されている。松江市では1960年代まで生育の報告があるが、現在は道路工事により記録されていた生育地が消失している。また江津市では2011年までは確認されていたが、2023年の調査では確認できなかった。江津市の生育地では湿地が乾燥化して遷移が進み、維管束植物が繁茂したためと考えられる。本種はため池周辺の湿地にオオミズゴケなどとともに生育するが、ため池の整備や開発、遷移などにより生育地が失われつつある。 土地造成、道路工事、遷移などによる生育地の消失。選定理由概  要選定理由概  要 渓流沿いのシダ植物や常緑樹の葉上などに生育する小形の苔類である。湿度の高い林内に生育し環境の変化を受けやすく、県内の生育地は極めて限られている。 植物体は葉を含めて長さ5−10mm、幅0.7−1mm、茎は基物上をはって不規則に分枝する。葉は長楕円形で長さ0.3−0.5mm、幅0.15−0.25 mm、基物に接するように開出する。植物体に独特な強い臭いがあり、カビゴケと名付けられている。植物体は小形で肉眼で探し出すことは難しいが、その匂いで存在に気づくことができる。臭いの元は、苔類の葉細胞に含まれている油体であるが、細胞が油体で満たされた眼点細胞がカビゴケの葉には点在している。クサリゴケ科は熱帯を中心に世界に広く分布する種で、苔類の中でも多様性に富んだグループである。国内にも22属、約130種が分布している。カビゴケを含むカビゴケ属苔類は国内に4種が分布し、そのうち3種は国内では南西諸島にのみ分布している。カビゴケは世界の熱帯や亜熱帯に広く分布し、国内では福島県以南〜南西諸島に分布する。 北半球に広く分布する種ではあるが、中国地方では島根県、鳥取県、山口県の数か所で記録されているのみで、生育地は限られている。 植物体は淡緑色、乾燥すると植物体は白くなる。植物体の長さは5−25cmにもなる大形の蘚類である。県外では中間湿原や高層湿原の池塘や地下水位の高い湿った場所に生育することが多いが、県内ではため池の水際で水中に没するように生育している。県内に生育するオオミズゴケでは茎葉の先は丸くなるのに対し、本種では鋭頭になり、枝葉はオオミズゴケでは楕円形になるのに対し、本種は長卵形で先が細長くとがるなどの違いがある。また、オオミズゴケは池の水際から離れた湿地や、林縁の地下水がしみ出ている地上に群落をつくることが多く、本種のように沈水して生育することはほとんどない。北半球に広く分布し、国内では北海道−九州に分布する。(執筆者:山口 富美夫)(執筆者:山口 富美夫)カビゴケハリミズゴケ絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)絶滅危惧Ⅱ類(VU)

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