地衣類絶滅 野生絶滅絶滅危惧Ⅰ類絶滅危惧Ⅱ類準絶滅危惧情報不足63563520042013/2014絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)20042013/2014絶滅危惧Ⅱ類(VU)絶滅危惧Ⅱ類(VU)20262026●参考文献Kashiwadani, H. (1985) Lichens of Dogo Island, the Oki Islands. Memoirs of the National Science Museum, 18: 95-106.●参考文献Ohmura, Y. (2001) Taxonomic study of the genus Usnea (lichenized Ascomycetes) in Japan and Taiwan. The Journal of the Hattori Botanical Laboratory, 90:1-96.ツメゴケ目・カブトゴケ科Sticta wrightii Tuck.カテゴリー区分チャシブゴケ目・ウメノキゴケ科Usnea bismolliuscula Zahlbr.カテゴリー区分県内での生育地域・生育環境存続を脅かす原因特記事項県内での生育地域・生育環境存続を脅かす原因特記事項絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)環境省カテゴリー−絶滅危惧Ⅱ類(VU)環境省カテゴリー−No ImageNo Image選定理由概 要選定理由概 要 県内では隠岐(島後)からのみ報告されている稀産種である。近年の自然林の荒廃による生育環境の悪化が懸念される。 地衣体の形態はテリハヨロイゴケに類似するが、地衣体がテリハヨロイゴケよりやや厚く、背面に光沢がないことで区別できる。腹面は暗褐色〜淡褐色で、盃点を散在する。子器は円形、子器盤は茶褐色である。本種は北海道、本州、四国に分布するほか、ロシア、ヨーロッパ、台湾、中国にも分布する。 県内で本種が確認されているのは二カ所のみである。アカマツ林やクロマツ林の荒廃による生育環境の悪化により、絶滅が危惧される。 本種は長さ約15cmの糸状の樹枝状地衣で、スギやアカマツ、クロマツの樹幹より垂れ下がる。地衣体主軸に小さな穴があり、ソラリアは点状で、その基部はくびれる。近縁種のトゲサルオガセとは主軸の小さな穴とソラリアを持つことで区別できる。本種は国内では東北地方以南の標高150〜1,000mに分布する。国外では台湾、中国、インド、オーストラリアに分布する。(執筆者:中西 稔・竹下 俊治)(執筆者:中西 稔・竹下 俊治)島根県固有評価隔離分布種 県内では隠岐(島後)でのみ確認されているが、テリハヨロイゴケ同様、中国山地のブナ林での生育が確認される可能性がある。 自然林、特にブナ林の伐採や荒廃などによる自然破壊が本種の存続に及ぼす影響は大きい。 2023年度の調査では本種の生育を確認できなかった。しかし大満寺山をはじめとした隠岐の島町内の山体は比較的良好な森林環境が維持されており、本種の生育が十分に期待できることから、詳細な調査が望まれる。島根県固有評価隔離分布種 クロマツやスギの樹幹に着生しているが、稀産である。 大気汚染や気候変動の影響による森林の荒廃、伐採などで生育環境が失われることが危惧される。 2023年度および2024年度の調査において本種は確認されなかった。比較的良好な環境が維持されているアカマツ林やクロマツ林、スギ林を詳細に調査することで生育を確認できる可能性がある。アツバヨロイゴケコフクレサルオガセ絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)絶滅危惧Ⅱ類(VU)
元のページ ../index.html#645