しまねレッドデータブック2026
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ーーーー両生類・爬虫類絶滅 野生絶滅絶滅危惧Ⅰ類絶滅危惧Ⅱ類準絶滅危惧情報不足707020042013/2014絶滅危惧Ⅱ類(VU)絶滅危惧Ⅱ類(VU)20042013/201420262026有尾目オオサンショウウオ科Andrias japonicus (Temminck, 1836)  カテゴリー区分撮影者(提供者):岩田貴之カメ目ウミガメ科Caretta caretta (Linnaeus, 1758)カテゴリー区分撮影者(提供者):(公財)しまね海洋館存続を脅かす原因特記事項県内での生息地域・生息環境存続を脅かす原因特記事項絶滅危惧Ⅱ類(VU)環境省カテゴリー絶滅危惧Ⅱ類(VU)絶滅危惧Ⅱ類(VU)環境省カテゴリー絶滅危惧ⅠB類(EN)選定理由概  要県内での生息地域・生息環境選定理由概  要 林内路網整備や道路改良に起因する谷筋や河川への土砂流出による河床間隙の埋没、土地改良や災害復旧のための河川改修に伴う自然河岸の喪失、河川横断構造物(堰・ダム)や落差工による繁殖期移動の阻害や繁殖個体群の削痩化。また、大陸原産種(チュウゴクオオサンショウウオ)やそれとの交雑個体の人為的移動に基づく競合または遺伝浸透が懸念される。 本種は文化財保護法に基づく特別天然記念物。また、種の保存法に基づく国際希少野生動植物種。県内における地方名は「はんざけ」である。 ところで、河川中下流域で保護される個体について、その場所が干出のおそれがあるなどやむを得ない理由で移動させる必要がある場合、移転放流先を安易に河川上流域と定めず、最寄りの安定水域とすること。公共工事に伴う事前の取上げ個体も同じ。理由は、その個体が本種に酷似するチュウゴクオオサンショウウオや交雑個体だった場合、取り返しのつかない事態となるため。たとえ、その個体が在来種であっても、河川中下流域で定着した個体の体サイズは、たいてい上流域の個体群のそれより大きく、上流域における環境資源量にそぐわないばかりか、同種間における不要な競合を生じさせるおそれがある。四国、茨城県以南の本州の太平洋岸に恒常的な産卵場が分布する。 夜間に人工の明かりが届かない海岸で、奥行きある砂浜と、その沖合に岩礁があることが条件。しまね海洋館の調べ(未発表データ)によると、過去10年間における産卵の記録は、わずか2例に過ぎない(2015年に益田市で、2017年には出雲市で、それぞれ産卵巣が確認されている)。かつて、産卵や孵化幼体の脱出が確認された江津市の海岸では、風力発電事業などによって環境が悪化したのか、産卵情報が途絶えて久しい。また、上陸したメスが産卵に至らなかった事例も大田市などの海岸で確認されている。 海岸浸食に伴う砂浜の消失、漂着ごみの集積・浜辺からの騒音や光による上陸忌避、漁網に引っかかることによる溺死、異常気象で強度を増した台風に伴う波浪による卵塊の滅失。 本種は、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(VU)とされている。(執筆者:岩田 貴之)(執筆者:岩田 貴之・伏見 純) 大部分の生息地で生息条件が明らかに悪化しつつあるため。 全長は幼生期が3ー20cm、変態後は最大150cmに達する。成体は扁平な頭部を中心に多数の疣状突起をもつ。体背の基色は褐色・黄色で黒斑がある。ただし、幼生初期の体色は黒色。後肢は5趾性。生活史は完全水生。また、夜行性が強い。おもに甲殻類や魚類を食べる。繁殖期は9月ごろで、成体は繁殖巣穴をめざして移動する。繁殖巣穴を占有するオスが群れ産卵を司り、かつ、卵塊および孵化幼生を保護する。冬眠をしない。卵嚢の形状は数珠状で、1腹卵数はおおよそ500内外。孵化後、性成熟まで少なくとも十数年を要する。日本固有種で、本州中部の庄内川水系・木曽川水系、近畿-中国地方の淀川水系以西-錦川水系以東、四国の仁淀川水系および九州の駅館川水系に分布する。 おもに中国山地の河川上流域。本種の繁殖巣穴は河岸水面下で川下に向けて狭く開口した奥行きある横穴で、その奥からは地下水が滲み出ている。その巣穴から離散した幼生の隠れ場所となる河床間隙を豊富に有し、かつ、幼体期の隠れ場所にもなる流域の小渓流との連続性が確保された山地河川。●参考文献岩槻邦男・太田英利(編)(2022)環境省レッドリスト日本の絶滅危惧生物図鑑.350pp.丸善出版株式会社,東京.公益財団法人広島市みどり生きもの協会(編)(2021)広島市安佐動物公園50周年記念 オオサンショウウオを知る 守る そして共に.176pp. 公益財団法人広島市みどり生きもの協会.広島.日本爬虫両棲類学会(編)(2021)新 日本両生爬虫類図鑑.234pp.サンライズ出版,彦根.日本オオサンショウウオの会(編)(2016)オオサンショウウオ個体登録マニュアル.12pp.日本オオサンショウウオの会,朝来.日本オオサンショウウオの会(編)(2025)全国オオサンショウウオ遡上路調査報告書.154pp.日本オオサンショウウオの会,広島. 大部分の生息地で生息条件が明らかに悪化しつつあるため。 成体は甲長70ー100cmに達する。甲はハート型で、ほかのウミガメに比べて相対的に首が太く頭が大きい。肋甲板は通常5対で、2対の前額板の中央に小さな小鱗板がある。甲の背面は褐色、腹面は淡黄色で、甲の背面には付着生物が多い。繁殖期は5月ー8月ごろ。産卵は2週間ほどの間隔で数回行われ、その間、メスは沖合の岩礁で休息する。メスは原則的に、夜になるのを待って砂浜に上陸し、産卵場所は植物帯の際より少し海側が選ばれる。1回に100ー120個が、後肢で掘った深さ50cmぐらいの産卵巣に産み落とされる。卵は50ー70日で孵化し、黒褐色の幼体は数日かけて砂表まで登ると、夜間に脱出して海に向かう。脱出からおよそ1日の間続く「フレンジー」とよばれる興奮期を経て、流れ藻や浮遊物に依存する生活に入る。暖流を利用して外洋に泳ぎ出てきた後、遠くはアメリカ大陸の沿岸まで移動する。成長し、中央あるいは東部太平洋の生息海域を旅立った幼体は出生地である日本近海へと再加入する。回遊中はクラゲ類など浮遊性動物を、回遊後はヤドカリ類など海底性動物も捕食している。日本近海で繁殖活動する北太平洋個体群の産卵は、国外では韓国の済州島から数例の報告があるが、ほぼすべてが国内で行われるといえ、南西諸島から九州、●参考文献岩槻邦男・太田英利(編)(2022)環境省レッドリスト日本の絶滅危惧生物図鑑.350pp.丸善出版株式会社,東京.亀崎直樹(2012)ウミガメの自然誌-産卵と回遊の生物学.320pp.東京大学出版会,東京.松井孝爾(1985)日本の両生類・爬虫類.160pp.小学館,東京.日本爬虫両棲類学会(編)(2021)新 日本両生爬虫類図鑑.234pp.サンライズ出版,彦根.上野真太郎・岡本慶・石原孝・亀崎直樹(2025)日本におけるウミガメ類の分布.爬虫両棲類学会報,2025(2):127-144.島根県固有評価島根県固有評価オオサンショウウオアカウミガメ絶滅危惧Ⅱ類(VU)絶滅危惧Ⅱ類(VU)

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